|
名前はヤブカンゾウ(籔萱草)。7月に鮮やかなオレンジの花が咲きます。
有史以前に大陸から渡来したと言われますが、古くから日本人には身近な
植物だったようです。花を見れば美しくて物も忘れ、食べれば美味で憂いも
忘れると言われます。若芽や蕾はお浸し、酢味噌和え。花は天ぷらに☆
花や蕾も食べられる植物ですが、朝に咲いて午後には閉じる可憐な花。
できれば全部は採らずに、花も楽しみたいものです(^-^)
3倍体のため、種子はできずに地下茎で増えます。
『忘れ草 わが下紐に 付けたれど 醜(しこ)の醜草 言(こと)にしありけり』
(忘れ草を下紐に付けたけれど、憎きこの草、その名前どおりの効き目はなくて、
貴女を忘れようと思っても、少しも忘れられずに、思いは募るばかりです)
万葉集 大伴家持(おおとものやかもち)
|